UP BIJIN 08#崎山 一葉さん@BALL DONUT PARK
UP BIJIN 08を飾って下さるのは、県内で大活躍中のタレント 崎山一葉さんです\(//∇//)\
一葉さんと初めてお会いしたのは、一葉さんがミス沖縄時代。「可愛すぎる」と見とれてしまったことを今でも覚えています。それから、2年後、私が泡盛の女王になって参加したイベントの司会をされていて、凛とした姿勢と会場にいる地域の方と積極的にお話されている姿を見て、更に感銘を受けました。
本日は、そんな魅力溢れる一葉さんのこれまでの軌跡と仕事への向き合い方など、たっぷり迫りたいと思います\(^^)/
崎山 一葉 オフィス・リゾム所属/タレント
那覇市出身。短期大学を卒業後、単身で上京し、芸能事務所へ所属。「クイズ!ヘキサゴン」の海外レポーターや「SASUKE」・「スポーツマンNO.1決定戦」等のレポーターを務める。その一方で韓国語の勉強に励み、2年間韓国と東京を行き来しながら韓国語や韓国の文化・歴史を学ぶ。2011年沖縄へ戻り、同年にミス沖縄に選ばれる。ミス沖縄任期後は、モデル・レポーター・女優として幅広く活躍し、現在は、県内で放送されている「ウィンウィン」「うまんちゅひろば」「くらしと経済」等、キャスターとしての、活動の場も広げている。
「沖縄から世界へ」
次の世代へ、繋げていく。
-一葉さん今日はありがとうございます!いつもTV越しでみているので久しぶりな感じがしないのですが、最近どうですか??
最近はね~、びっくりするぐらい運がいいんですよ♪
まずは、くじを引いたら絶対当たる!!例えばコンビニで開催しているキャンペーンのくじ引きをしたら商品が当たって、それが3回続いたの。店員さんもそれにはとっても驚いていて、「むしろ、これハズレあるんですか笑」と聞いてしまいそうになりましたよ。
そうゆう日常の些細な出来事から、仕事でもこの運が続いて、最近、「こうゆう仕事をしたいな~」とつぶやいていたら、その3日後に、その仕事のオファーがきたんですよ\(//∇//)\
その話を聞いた時に、喜色満面で喜んでいたら「一葉さん、落ち着いて」と、冷静なマネージャーに注意されちゃったんですけどね笑。
これが何度か続いているので「誰かどこかで聞いてるの?」と思うぐらい!
-そんな、絶好調な一葉さん♪このお仕事についたきっかけは何ですか??
学生時代は、恥ずかしがり屋で人前に立つのがとにかく苦手でした。授業中に先生が「一葉、これ答えてみて」と言われても恥ずかしさが勝って答えられなかったんですよ。そんなある日、一回り上の姉が、「大人数の前にプレゼンをしてきた」という話をしていて「私、将来仕事できないかも」と思ったんですよ。だって、仲良いクラスの子の前で話すのも無理なのに、会社でプレゼンだなんて・・・と。
これは、「自分を変えなきゃ」と一念発起し、その当時流行っていたダンススクールのチラシを片手にお母さんにお願いしました!そこが、今のお仕事の原点だと思います。当時、このスクールではダンスや歌を習っていたんですが、そこまで上手くなかったんですよ。そしたら、スクールが運営しているTV番組に、お笑い芸人のキャンキャンさんと一緒に司会をやらないかと大抜擢を頂き、番組を通して、ある程度の度胸も付くことができたし、表現することや伝えることの楽しさ・大切さを学ぶことができました。
また、その当時の社長に教わった挨拶の仕方や目上の方への尊敬など当たり前のことかもしれないのですが、その当たり前の事を学生時代に教わった事はとても大きかったと思います。
-大学を卒業後に芸能事務所に入ったんですね??
そうなんです。大学卒業後の進路は、県外に出て表現するお仕事を「もっと勉強したい」と思って芸能スクールの特待生を決めるオーディションを受けようと思いました。その理由は、特待生になると授業料がタダになるので、両親を安心させられるかなと思ったんです。バイトをしながら、スクールに通うことができればと思ったんですが、両親は大反対でしたね。
そこを、一生懸命両親を説得した後、オーディションを受け1次、2次、3次と続き、そろそろ最終オーディションとなった時に、芸能スクールの大元になっている芸能事務所に呼ばれて、面接をしたんです。そこで、「この業界は大変だよ。大丈夫?」と言わて「大丈夫です。覚悟はできています」と答えたら「じゃあ、所属でお願いします」と言われ、芸能事務所のタレントとして所属することになりました。当時を振り返ると、あの時迷いを見せていたら落ちてたかもしれないなって、即答できたことが良かったんだと思います。
―覚悟を決めた動機って何ですか。
う~ん。それ以外やりたいことがなかったからかな。興味はもちろん、いろいろあるんだけど、この仕事って、数日しかできないかもしれないし、もしかしたら一生できるかもしれない。もし数日だったとしても、やりがいとかを込みで考えた時に、この仕事がいいなと思えたのは大きいですね。私にとってこの仕事は、ゴールがないお仕事で、これまでいろいろと経験させて頂いても大満足はないんですよ。学生の時も探りながらやっていて、できない自分には嫌になるけどこの仕事を嫌になったことはなかったので、あの時、即答できたんだと思います!
-20歳で即答できるってすごいですね!東京での芸能活動はどうでしたか。
最初、私は演技をすると思ってオーディションを受けていたんですが、マネージャーが「崎山はレポーターから行きましょう!」と言われて、沖縄訛りを取ることからスタートしました。
そこで、初めて通ったオーディションがあのモンスター番組「クイズ!ヘキサゴン」の海外レポーターだったんです。東京での生活もまだ慣れない中、海外と東京を行ったり来たりする生活が1年間続いたんですが、全く苦ではなかったですね。それは、そこにいるスタッフさんが本当にアットホームで家族のように接してくれたおかげだと思います。
その後もスポーツ番組やクイズ番組のレポーターを中心にお仕事を頂いていたんですが、それだけでは生計が立てられなかったので、和食屋でアルバイトをしながら、空いた時間はスポーツや映画、舞台等のお勉強をしたり、観戦・鑑賞をする時間に当てていました。なので、毎日が本当にあっという間でしたよ。
-一葉さんが、この7年間の間で辛かったことは何ですか。
う~ん。。。毎日、生活するのに一生懸命だったから辛かったことってあったかな~笑。
あっ、あった!あるオーディションの項目に側転が含まれていたんだけど、私、側転が全然できなくて、当時はアルバイトもしていたので、アルバイト終わりの夜遅くから、練習相手になってくれそうな友達もいなくて、一人で練習をしたのが辛かったですね笑。
オーディションでも披露したんですが、実際出来ていたかどうかは謎です(・・?
そして、このオーディションで頂いた役はレポーターだったので、本番で側転を披露することはありませんでした笑。
-どうして沖縄に帰ってこようと思ったんですか。
ミス沖縄がきっかけです。実は先ほど、ダンススクールに入るきっかけをつくってくれた姉が1995年のミス沖縄で、「とてもやりがいがあって、人生に大きな影響を与えるお仕事だから絶対に受けたほうがいいよ」と私が15歳の頃からずっとすすめてくれていて、意識するようになりました。でも、まだ東京で学びたいし、何よりミス沖縄を受ける自信が、自分にはまだなかったんだと思います。そんなある日、仕事で行った格闘技の試合で、韓国の選手が圧巻の試合みせてくれたんです。でも、私は韓国語を話せないので、試合後の旬な時に全然お話を聞くことができなくて、そこがきっかけで韓国語を学ぼうと決意し、貯金を全部持って韓国留学に行きました。
本当は3ヶ月くらい留学する予定だったのですが、1ヶ月経ったくらいに、事務所から東京に戻ってきなさいと呼び戻して頂いたので、一旦、東京に戻ったのですが、韓国熱は冷めず。そこから2年間くらい、毎月、韓国と東京を行ったり来たりする生活を続けていました。フライトとしては約2時間なので、そこまで苦ではなかったですね。日本人がいると甘えてしまうので、日本人があまりいない地域を選んで学校に通っていて、ある程度耳が慣れてきた時に、韓国に行く回数も減らして、東京のコリアンタウンで韓国人の先生とマンツーマンでレッスンをしてもらって、韓国語で会話ができるようになりました。その時に、なんとなくの自信がついたんでしょうね。今だったら「何かの役に立てるかも」と思ったんですよ。一つでも人の笑顔を作れるかもと思った特に、「今だ」と思って、ミス沖縄を受け、2011ミス沖縄に選ばれることができました。
そしたら、1発目のお仕事が韓国プロモーションで、「一分間のスピーチ」をカンペも見ずにお話をして、歓声を頂くことができました。こうゆうチャンスを与えて下さったことや周りの皆さんのあたたかさにとても愛情を感じましたね。
―さすが、すごい行動力ですね!ミス沖縄の活動はどうでしたか。
大人になってから受けているので、今まで経験したことのないことも経験できて、これまで経験したことも盛り込める。なので、これまでの経験の確認と新たな世界を見るという点で本当に、大きな影響を与えていただきましたし、今までやってきたことが全て繫がっていきました。韓国でのプロモーションでは韓国語でPRしたり、昔一緒に仕事をしたメンバーがお仕事で繋がったり、副賞で頂いた香港のチケットを持って一人旅を計画したら、知人の友人がたまたま沖縄に来ていて、「明後日から行くんですけど、ホテルはどのエリアがオススメですか」と伺ったら「うちに泊まったらいいよ~」って言ってくれて、本当にお邪魔することになりました。
更に、その方が沖縄を拠点にアジア圏で飲食店を展開されていたので、店舗を見学させて頂き、改めて物流の凄さを実感することができました。
ミス沖縄を通して、これまで点と点だったものが、全て繋がり、任期後も沖縄に役立つことをし続けいこうと強く思うようになりました。
-ミス沖縄を終わってからの活動と今後の目標を教えて下さい。
最初は就職をしようと思ったんですよ。ミス沖縄の任期中は企業の方とお会いすることも多いので、様々な企業や業界の方とお話をしました。その中で「面白そう!」と思った企業があったんですが、その職種が英語必須と知り、ミス沖縄を引退して4日後には、フィリピン・セブ島の英語スパルタコースに入学していました笑。
語学留学中は、一緒に入学した16人が本当に仲良くて、毎週休みの日になると観光名所を回ったり、お買いものに行ったり、勉強も協力しながらやっていましたよ。
メンバーも、韓国人がほとんどだったので、またそこでも韓国語を活かすことができました。4ヶ月間セブ島での語学留学を終えた後は、一人旅行で、1ヶ月間、シンガポールに滞在したり、ジャマイカやアメリカに行って、そこで出会った人達からもまた沢山の刺激を受けました。
6ヶ月後、沖縄に戻ってきて、すぐに、希望していた企業へ就職試験を受けたのですが、面接で「私たちの会社はアナタ達の業界より甘くないわよ」って言われたんです。それがとても悔しかった~(>_<)ですが、それと同時に、改めて、芸能界に対しての誇りと自分にとって、このお仕事がいかに大切なのか、実感することができ、再度芸能界で、活動しようと決意することができました!
そこで、学生時代に所属していた「オフィス・リゾム」に戻り、今も日々勉強で頑張っています。
私がミス沖縄を引退した後も、事務所の社長から「あなたのステージは用意しておくから」と言って頂き、今、この場所でお仕事できていることに、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
また、これまでの経験を通して、「沖縄から世界へ」という目標ができました!
東京では体当たりの海外生活を送ったり、韓国・セブ島での留学でも現地に行き、現地の良さを知り、そこで改めて沖縄の魅力を痛感することもありました。
また、ミス沖縄では、これまで知らなかった沖縄をたくさん知ることができ、沖縄の人・歴史・文化・自然・物流、芸能どれを切り取っても世界に自慢できる場所だと感じております。
更に、沖縄出身の世界で活躍されている方とも多く出会うことができ、人と人とが繫がる面白さも下の世代に伝えていきたいと思っています。
少し前なら、自分が世界へと思っていたと思うのですが、沖縄で沖縄の良さを伝えるのも、世界で沖縄をPRすることも、興味があれば、ぜひチャレンジして欲しいなと思うんです。世界で活躍されている方はいっぱいいるので!!
私も次の代に伝えていけるように、世界で活躍する場をつくれる人になりたいなと思っています。まだ、はっきりとはしていないのですが、「沖縄から世界へ」繋げていきたいです!
-健康と美容で気をつけていることは何ですか。
昔は、体に良いものを食べて、野菜オンリーの時もあったんだけど、今は身体が欲しているもの食べるようにしていて、ダイエット中は食べる量を減らすようにしています。
後は、「キックボクシング」でストレス発散!全身運動なので、いい汗をかきますし、その翌日に足つぼマッサージに行くのが至福のひとときですね。
-壁にぶつかったときはどうしていますか
落ち込む時はとことん、落ち込みますよ。例えば、仕事での失敗だったら「次頑張ろう」と切り替えができるのですが、自分の力ではどうにもならない事で落ち込むこともあると思うんです。そうゆう時は、時間が解決してくれると思いますし、頑張っていれば、絶対にいい方向に行くと思うので、私は不幸になる気がしないんですよね。なので、前にすすめると思います。
-仕事をする上で大切にしていることは何ですか。
初心を忘れない!私たちのお仕事は1回こけたら、次がないお仕事だと思うので、一発勝負なんですよ。何かの作品に出るときも、毎回オーディションにエントリーして勝ち抜いていかないといけない。その度に就職面接を受けているような感覚です。なので、自分自身を常にブラッシュアップさせておかないといけないので、初心を忘れないようにしています。
でも時には、貫禄が必要な時もあるので、それが今の課題ですかね。
また、仕事中に心がけている事が「家にいそうな子」って周りの皆さんに思ってもらえるように、イベントやTVでも親近感を持ってコミュニケーションを図っています。
一葉さんお忙しい中、取材にご協力頂きありがとうございました。
\\崎山一葉さんの出演中番組はこちら//
・OTV「ウィンウィン」毎週土曜日 10:25〜放送中
・県政広報テレビ番組「うまんちゅひろば」OTV・RBC・QAB、3局で放送中
※各TV局によって放送時間が異なります
・OTV「くらしと経済」毎週金曜日 11:25~放送中
・QAB「CINEMA PARADISO」土曜日 10:15~放送中
【取材協力店】BALL DONUT PARK
営業時間 12:00~20:00 ランチ営業、日曜営業
住所 沖縄県那覇市牧志1-1-39 STEPビル 1F
定休日 なし
電話番号 098-988-9249
URL http://www.balldonutpark.com/
【Facebook、Instagramも更新中!!!】
次回はどんな素敵なUP BIJINさんにお会いできるのか今から楽しみです♪♪
皆さんもお楽しみに~♡
取材&撮影/ライフキャリアスタイリスト chika
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